研究テーマ
実地調査と理論分析の協働によるASEAN共同体の法学的研究
研究概要
- EU圏を凌駕する有望な経済圏であるASEANにおいて、そのソフト・インフラの中核である法がどのように整備されていくのか、という世界と日本の経済・社会にとって重要な問題を研究。
- 法学研究科を中心にした20年間にわたる法整備支援活動やCALEが展開している現地ネットワークを生かして、実地の状況のきめ細かな調査を基盤にした研究。
- 小畑教授を中心とするヨーロッパ法の研究を生かし、EU法や他の経済連携協定との比較を通じた理論研究を、上記実施調査と有機的に結びつける。
- アジア進出企業にとって一番のリスクが法的安定性であることから、日本経済界にも貢献しうる活動。
- 「司法外交」の強化をキーコンセプトとする司法制度改革にもその基盤を提供しうる研究。
中心となる研究者
- プロジェクトリーダー:小畑郁(法学研究科・教授)