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名古屋大学 アジア共創教育研究機構

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アジア共創教育研究機構
〒464-8601 愛知県名古屋市千種区不老町
TEL 052-789-2369(受付)
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アジア共創教育研究機構の紹介

機構長あいさつ

21世紀に入って20年が経過しようとしている今日、ますます加速する科学技術の発展は、一方でゆるぎない進歩と幸福を社会にもたらし、他方で底知れぬ混迷と危機を以って私達に進むべき道の選択を迫っています。アジア共創教育研究機構(以下、当機構)は、この新たな時代の困難な課題に立ち向かう社会科学系を中心とした研究拠点として、平成29年度に発足しました。名古屋大学は、社会科学分野の研究においていくつもの里程標を積み上げてきた歴史を持ちますが、時とともに次々に立ち現れる課題に対してはまた新たな視点やアプローチが求められます。そのため、当機構では、既存の社会科学の枠にとらわれない領域横断的研究や、さらに広く人文科学や自然科学の諸分野とも協力して革新的な新分野の創出を目指します。そして、そうしたトランス・ディシプリナリーな知的結集の実現を通じて、実社会の課題を解決に導く手がかりを見出すことが目的です。

加えて、人々の活動がグローバル化している今日では、社会の課題は個別の地域・国のみの関心事としてではなく、全人類共通の課題として認識することが適切でありまた重要です。当機構の研究においても、世界中の研究者との協働が必然となります。この点で、名古屋大学は永きに渡りアジアの大学、研究機関と連携・交流してきた伝統があり、各地に教育研究拠点を設け人的なネットワークを培ってきました。当機構は、このような大学の知的財産を有効に活用することで、大きなアドバンテージを得ることができます。もとより当機構の研究対象がアジアに限定されるという意味ではなく、アジアの人々とともに全人類的課題に挑むことが、研究を推進し成果を発信する上で大いに力になるという点にこそ、当機構がアジアを名乗る所以があります。

現在、当機構は「環境」「人材」「制度」の3研究部門を有しております。研究には当機構の研究員の他、当機構と他研究科を兼務する教員が参画、協力しており、このことを通じて人文学研究科、教育発達科学研究科、経済学研究科、法学研究科、生命農学研究科、国際開発研究科、環境学研究科との協力関係を構築しています。当機構の研究テーマは、上述の3研究部門に限定されることはなく、自由で斬新な研究を受け入れ展開するプラットホームでありたいと念願しております。今後は、学内外にネットワークを広げつつ、実社会の課題解決と福祉増進につながる研究を展開して行く所存です。皆様におかれましては、どうか引き続きご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

アジア共創教育研究機構長 根本 二郎