研究テーマ
Lesson Studiesの国際ネットワークの構築とアジアにおける教師教育プログラム開発
研究概要
- 世界トップレベルの研究機関と連携し、授業研究の分野を中心に、ミャンマーなどの新興国の教育システムの開発のための共同研究を推進する。
- 各国の拠点大学(例:ミャンマーにおいてはヤンゴン教育大学)が自律的に現地の学校・コミュニティ・政府機関と連携し、授業改善・教師教育(養成および研修)のための教育・研究に取り組む。これを、大学間の国際ネットワークによって強化する。
- 連携大学の若手研究者の本学での学位取得を推進し、持続的な国際共同研究の基盤を構築する。
- 世界トップレベルの研究機関(シンガポール南洋工科大学内国立教育研究所・教育学研究部門世界ランキング10位、香港教育大学・教育学研究部門世界ランキング15位、北京師範大学・教育学研究部門世界ランキング42位)との連携実績をもとに、関係を深化させる。
- 教育研究の強みの1つである日本の授業研究が、21世紀に入り世界に広がり、Lesson Studiesとして展開している(2006年度にWorld Association of Lesson Studiesが設立され、2017年に国際大会が本学で開催)。教育学部創設以来、授業の詳細な記録にもとづく「授業分析」が特色ある研究として続けられており、国際共同研究が進められており、この研究方法と成果を活用する。
中心となる研究者
- 柴田好章 (教育発達科学研究科・教授)
- Sarkar Arani Mohammad Reza (教育発達科学研究科・教授)
- 高井次郎 (教育発達科学研究科・教授)